青い空の向こうに

2017年4月息子が青い空の向こうに行ってしまいました。

2019年9月のブログ記事

  • 20歳の子

    次女が大学で先輩の男の子に不注意でケガをさせられてしまい、今日その子の母親と本人が、謝罪に来られた。 お母さんは、ほんとに私の目が届きませんでとしきりに謝っておられた。 男の子は20歳だと言う。息子の亡くなった年と同じだ。 彼に会うまでは、「もーうちの娘にこんなケガさせてー許さんわー」 などと思っ... 続きをみる

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  • 落ちていく時

    家族が寝静まり、一人でいる夜 時折落ちていく時がある。 頭の中でぐるぐる同じ言葉がかけめぐる。 息子を死なせたでしょう?一人で。 どうして?なんで気がつかなかったの? あんたのせいよ。わかってあげなかったから。 母親失格。 まるで負の連鎖のように抜け出せない思いが頭の中を支配し、どんどん深みに落ち... 続きをみる

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  • セナのピアノ

    朝テレビを見ていたら、ある夫婦の実話を放送していた。 奥様がガンになり、余命いくばくもない状態になり、そんな奥様をなんとか喜ばせたいと考えた旦那様が、弾いたこともないピアノをこっそり練習して2人の思い出の曲を披露する、というお話だった。 その曲がセナのピアノだった。 物悲しい旋律と、旦那様の奥様へ... 続きをみる

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  • ある日の思い

    実家の両親は毎日二人で缶ビール一本飲むそうだ。 ある日息子の遺影の前で二人でビールを飲もうと缶ビールの栓を開けたら、開けてないはずの缶ビールの栓も開いていたそう?😵 二人は「きっと〇〇が開けたんや、飲みたかったんや」と騒いでいた。 ほんとに? 暑かったからね〜 昨日仕事に行ったら同僚に、「〇〇く... 続きをみる

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  • うらやましい

    今日仕事に行ったら、職場の回覧で、職員の家族の訃報のお知らせが回っていた。 旦那様がご病気で亡くなられたのだそう。 お若いのに気の毒にとも思う反面、自分の心の中にむくむくと嫌な感情がわきおこってくる。 いいなあ、みんなに堂々とお知らせできて、みんなに同情してもらえて、悲しいよって大声で言えて。 う... 続きをみる

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  • 運動会

    中学生の次男の運動会に行ってきた。 暑い😵なんせ暑かった。 でも子供たちはみんな元気そのもの。 飛んで跳ねて歌って踊って。 まさに生命力のかたまり。 生きてる!って感じ。 普段もうどうでもいいやって投げやりになることが多い私だが、久しぶりに元気に生きている子供たちにパワーをもらった気がする。 私... 続きをみる

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  • 中啓介さんの花という歌が好きで、時々聴いている。 切ないメロディーが物悲しく、泣きたいときにはちょうどいい。 「もしもあなたが雨に濡れ 言い訳さえもできないほどに 何かに深く傷ついたなら せめて私は 手を結び 風に綻ぶ花になりたい」 「花のように花のように ただそこに咲くだけで美しくあれ 人は今人... 続きをみる

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