青い空の向こうに

2017年4月息子が青い空の向こうに行ってしまいました。

2019年7月のブログ記事

  • 墓誌

    明日から8月。 今年もお盆が近づいてきた。 うちは今年墓誌を新しくした。 代々のご先祖さまの名前の最後に息子の名前と享年21歳の文字。 黒い土台に白い文字がとても目立つ。 お墓は町内の中にあるので、近所の人に丸見えだなあ、今まで知らなかった人にもわかってしまうなあ、まあいいかどうでも。 息子は成仏... 続きをみる

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  • 東寺

    去年息子の供養を兼ねて京都の東寺へ行った。 五重塔がとても美しく、心洗われる思いがした。 ところがその帰り道、暑さにやられたのか下の息子がへたり込んで動けなくなってしまった。 遠く離れた駐車場に夫が車を取りに行く間、私と2人で道路の脇に座り込んでいたのだが、そのあと通り人通る人みんな 「大丈夫か」... 続きをみる

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  • エンバーミング

    監察医朝顔の漫画で、エンバーミングのことが載っていた。 遺体に処置を施して長期保存を可能にする技法だ。 息子が発見された時、亡くなって数日たっていたので、葬儀屋さんはもう翌日には火葬にしましょうと言われた。 見た目はそうでもないが、中はだいぶん傷んでいますのでと。 あっというまに朝になり、葬儀が終... 続きをみる

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  • 昔の思い出

    息子たちが小さい頃家族でよく旅行に行った。 家族みんな出かけるのが大好きだった。 子供たちが大きくなってからもちょこちょこみんなであちこちに出かけた。 ずっとこうしてみんなで行けると思っていた。 みんなで出かけても誰か足りない。 いつもそんな気がする。

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  • 息子が中学の時

    中学生同士の痛ましい事件が起きた。 中学生は多感で難しい時期なのだろうと思う。 息子の中学生の時はどうだっただろうとふっと思った。 うちは4人兄弟で、息子の2こ上に長女、5こ下に次女、10下に次男がいる。 なので息子が中学の時はまだ次女も次男も小さく手がかかる頃で、私は仕事と育児と家事に毎日ひたす... 続きをみる

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  • 桜の木

    家の近くにある大きな桜の木。 毎年花を見るのが楽しみだった。 大きくてどっしりしていてちょっとの風ではビクともしない。 うちの家族みたいだなあと思っていた。 あの日までは。 桜の木は全然変わっていないけれど、 今は見るのがちょっとつらい。

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