自死遺族の思い
三浦春馬さんの自死について、ある大学の心理学の教授がコメントを書いていた。
『自死の苦しみは、自死の事実だけで終わらず、その後の葬儀にも続きます。病死であれば、多くの場合、いつ病気がわかり、どのように闘病してきたといった話を遺族はするものです。そんな会話をしながら涙を流し、その涙が癒しへとつながります。
ところが自死の場合は、遺書があったとしても、結局は原因はよくわかりません。死因が伏せられることもあります。病死のように経過を切々と語ることで癒しにつながることもありません。
自死遺族は、病死や事故死のようには悲しむことすらできないのかと、葬儀に出て感じることもあります。』
本当に。その通り。
我が子が死んだんだ、つらいよ、悲しいよーってみんなの前で思い切り言って泣ければどんなにいいことか。
それができないから自死遺族は辛いんだよね。全部自分の中に抱えていないといけないから。
誰か聞いてーって心の中で叫んでいる。