青い空の向こうに

2017年4月息子が青い空の向こうに行ってしまいました。

おくやみ

うちは田舎なので、地方紙をとっている。

毎日おくやみ欄に目を通すが、最近コロナの影響で、ほぼほぼ通夜式終了となっていることが多い。

三密にならないよう身内だけでひっそりと終わらせることが多いのだろうか。


人生の最後に盛大に見送ってほしい方もいるだろうが、そんな方には今のこの世の中、この時期に亡くなったのは運が悪かったとしか言えない。


でもほんとにコロナで亡くなった方は岡江久美子さんたちのように遺体を抱きしめることさえできないのだから、葬儀が普通にできるだけでも幸運なのかもしれない。


あの日、息子の冷たい頬をなで、泣き崩れたあの時から3年がたった。

家族に支えられながらなんとか今日まで生きてきた。


今コロナで世の中が大きく変わった。

今ならもし死んでしまっても、この騒動に紛れて身内だけでそーっと葬儀を終えてそーっとこの世から消えてしまえるのに。堂々と。目立たずに。


コロナも少し落ち着いてきた感がある。段々といつもの日常に戻りつつあるようだ。

波に乗れなかった。残念。

不謹慎だが、そんなことを考えてしまう。

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