思い出すこと
大学生の次女は、普段はアパートで一人暮らししているのだが、学校が休校で今はほとんど家にいる。
次女は保育士になりたいと、幼児教育科にいるのだが、先日課題に出たと自分の乳児期の頃ってどんなんだった?と聞いてきた。
うーん、どんなんだっけ。
改めて聞かれるとすぐに出てこない。
そういえばちょうど一歳になる時、インフルエンザ脳症になって死にかけたんだよ、あれでだいぶん脳みそ溶けたやろうなあ、って言って大笑いした。
何かないかなあと本だなを探していたら、息子が小学生の時に書いた宿題ノートが出てきた。
家族の役割を書いたものらしい。
お母さん、いえでしているしごと・そうじ、せんたく、ごはんようい、いもうとのせわ。
なんて書いてある。
いもうと、いえでしているしごと・なし。すきなもの・あんぱんまん
おとうさん、いえでしているしごと・なし。すきなもの・ぱちんこ
次女と大笑いした。
息子がこれを書いたのは小1だと思うが、ちゃんと見てたんだなあ。
旦那に、どうだーと自慢げにみせてやった。
息子は妹を可愛がっていた。時々〇〇ばっかり、とひがむこともあったが、いつも優しいお兄ちゃんだった。
ああ、顔が見たいなあ。
声が聞きたい。
好きなものをお腹いっぱい食べさせてあげたい。
思い出すことばっかり。