明日4月22日は息子の命日（だと思われる日）だ。

今年もこの日がやってきた。

3年前の4月22日は晴天だった。

青い空がとてもきれいだった。

3年前、あの子はいつ死ぬことを決めたのだろう。4月22の朝？前日？それともずっと前から？

わからない、わからない。

答えの出ないことを3年前からずっと繰り返し問い続けている。

3年が経ち、子供たちはそれぞれが少しずつ変わった。

長女は出産し、お母さんになった。

今は小さな命に夢中だ。

次女は大学生になり、もう少しで息子と同じ年になる。

次男は 中学生になり、兄の背を超えようとしている。

亡くなった息子だけが二十歳のまま変わらない。

この先もずっと。

明日は家族でお墓参りに行こう。

お花を供えてみんなで手を合わせてこよう。

息子が苦しみも悲しみもない世界で心穏やかにいることを願っている。