青い空の向こうに

2017年4月息子が青い空の向こうに行ってしまいました。

再び霊媒師さん

今日久しぶりに霊媒師のところに行った。始めの頃に行って、ぼろのちょんに言われた人だ。


どうしようか迷ったけど、すごく当たると評判の人だ。思い切って行ってみた。


息子の写真を見せて「あれから3年たつけど今どうしてますか、成仏できてますか」と聞いた。


「下の弟のことを心配して側にいるよ」

確かに今反抗期の難しい年頃だ。


「いつもどこにいるのですか」

「家にいるよ」


成仏したらもう上に上がってその辺にはいないのかと思った。

そう言ったら笑われた。


「自殺した人は長い長い修行が必要だと言われたから、成仏するのに何十年もかかるのかと思いました」

と言ったら、「それはその人その人で違う。この子は終わった」と。


「下の子をよく見てあげて。ストレスたまってるみたいだから。心配してるよ」とまた言われた。

「難しい年頃なのでそこが心配です。

上の子のようにならないかと思って・・」と言ったら、

「上の子が自殺したのはその子が持ってるもの。下の子とはまた違う。

あんたは時々今みたいに死んだ子を責めるようなことを言うことがあるから、それがつらいと言ってるよ」と言われた。

「あんたは自分の思うように家族を動かしたいところがあるから、気をつけないと家の中が息がつまる」とも。


そのあと息子の写真に「あとはいいか?」と聞いていた。

「あとは何もないってさ」と。


時々ズケズケと言ってくるのは変わらないが、以前より言葉の一つ一つが暖かく聞こえ、すーっと心に入った。


今ならわかる。以前言われたとおり、自分がいかに自分中心で身勝手だったか。


家に帰って、息子の仏壇にケーキをおそなえして、良かったね、成仏できて・・と話しかけた。

×

非ログインユーザーとして返信する