ネコのこと
何度かブログに書いたことがあるが、息子はすごくネコを可愛がっていて、ネコが死んだら後を追うように逝ってしまった。
「ネコだけが心の支えだったの?」
と私たちは嘆いたものだ。
今でも、生きている私たちよりネコの方が大事だったの?と納得できない悲しみでいっぱいだ。
うちの近くに野良猫が何匹かいるのだが、そのうちの一匹が息子のネコにそっくりだ。
息子のネコじゃないとわかっていても、姿を見るとドッキリしてしまう。
写真をとってしげしげとながめてみる。やっぱり似てる。似たネコなんて世の中にいくらでもいるんだろうけど。
「お前、うちのネコ知らないよねえ」
心の中で話しかけてみる。
知らん顔して行ってしまう😓
そりゃそうか。
昔小学生くらいの時、動物が飼いたくて、道で犬やネコを拾ってきては親に怒られた。
子猫を押し入れでこっそり飼っていて、親に捨てられたことがある。
あの時のネコが私を恨んでいるんだろうか。
だから息子を連れて行ってしまったんだろうか。
道であのネコを見かけるたびに心が苦しい。