今日は次男の部活の県大会があった。

3年生なので今日負けたらそれで部活も終わり。

コロナ禍でなかなか応援に行けなかったけど、今日は許されてスタンドで応援。

手を叩いて応援していたら、ふっと息子の顔が浮かんだ。

そういえば息子の最後の試合見に行ったっけ、

覚えがないな。忙しい、忙しいってあまり見に行ってあげなかったなあ、

ごめんね、寂しい思いをさせたのかなあ。

考えていたら涙が出そうになって、慌ててマスクを引き上げた。

帰り道にお墓に寄った。

享年21の文字を見てまた涙が出た。

夜、世にも奇妙な物語を見た。

人は死ぬと生まれ変わる時に生前の徳に応じてお金が貯まり、そのお金で来世のためになるものを買えるというお話し。

その中で、男の子が、「僕、お金持ってないんだ」と言う。なんで？と言う主人公に、「自殺は重罪だから、生きてるうちに貯まった徳が全部無くなっちゃうんだ、僕自殺したから」

と男の子は答えた。

またまた心にぐっさりと突き刺さる。

そうかー徳がなくなっちゃうのか。

息子もきっとあまりたまってないだろうな。

今度生まれ変わる時のために何も買えないのか。かわいそうに。

そんなことを考えてまた1日が終わる。