青い空の向こうに

2017年4月息子が青い空の向こうに行ってしまいました。

法事でのこと

昔からお世話になっているお寺は、法事などの際はいつもは住職が来られるのだが、時々人手不足なのか住職のお母さんがこられることがある。


義父の法事の時このお母さんがこられたのだが、お年のせいか記憶力が怪しく、ところどころお経が途切れる。

しーんと間があると、お付きの人がさりげなく教えたり、代わりに読んだりしてなんとかこなしている。


お坊さんも平等に認知はくるんだなあ、お経は長いから忘れるよねえなどと聞きながら思っていた。


息子の一周忌の法事の時、このお母さんが来られた。

はじめの言葉で「このたびはお若くして亡くなられた〇〇さん(旦那の名前)の法要に・・と話し始めた。


ほんとは怒るとこなのかもしれないが、私はすっかりツボにはまってしまい、そのあとのお経の間中下を向いて笑っていた。声を出すわけにいかないので、口を押さえて肩を震わせていたので、後ろにいた人たちは私が泣いていると思ったらしい。

あとで娘たちには、えー笑ってたのー

信じれーんとブーブー言われた。


息子よ、ごめんね。

あんなに笑って。

涙も出るけどあんなに笑えるんだーって思ったよ。

×

非ログインユーザーとして返信する