青い空の向こうに

2017年4月息子が青い空の向こうに行ってしまいました。

キーワード

夕方、上司から連絡。

明日勤務予定の同僚が、今日いとこが自殺してしまってショックでどうしていいか分からないので休みますと言ってきたと。

上司はなんでいとこなのに休みとるのかと言いたげな感じで、だから明日は勤務者1人欠員ね、と言った。

上司は私にも賛同して欲しそうだったが、私は

自殺というキーワードに目がとられてしまって、そうですか、わかりました。とだけ返事を返した。

いとこか・・ということは私たちと似たような年代だな、最近うつ気味だったらしいけど、何があったのだろう。


その同僚というのは、年齢よりちょっと子供っぽい人なので、いとこが亡くなって動揺している様子が目に浮かぶ。20歳前後の息子さん2人を溺愛しているので、もし亡くなったのが息子さんだったら、気が狂ってしまうかも。


自殺、自殺・・

言葉が頭の中でリピートする。

やっぱりこのワードには敏感になってるんだな。

あの頃私も気も狂わんばかりになったけど、でも今も普通に日常は流れている。

普通に仕事も行って、美味しいもの食べて、洋服買ったりテレビ見て笑ったり。

でもやっぱり頭の片隅に必ずそのことは忘れずにあるし、胸には大きな塊がつかえていてなくなることはない。

これは実際に体験した人でないと絶対わからない気持ちだな、きっと。

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