青い空の向こうに

2017年4月息子が青い空の向こうに行ってしまいました。

失敗したんだよ

毎日仕事は忙しい。

帰りも遅い。

私は要領が悪いので、色々なことに手を出してはもたもたとしているので、なお遅くなる。


同僚が言う。

「ほんと〇〇さんていつも帰り遅い、家のこと後回しになっちゃうね、自己犠牲だわ。私には真似できないわー」

「要領が悪いだけやー。家では手抜き主婦だよ」

(自己犠牲のつもりはないんだけどな・・)


「忙しいのに4人もしっかり育ててえらいわー」

「そんなことないよー私なんて子育て失敗者やー」

(私は失敗したんです。ダメな母親なんです)


「ちゃんと仕事してプータローでないだけで十分やよー」

「そうだねー」

(そう、生きて自分で仕事してるだけで十分だよね、高望みしてると思われてるんだろうなー)


()の中は私の心の声です。

息子のことを知らない同僚と話す時、いつも心の中でつぶやきながら会話します。

自死遺族のみなさま、皆さまが子育てに失敗したと言っているわけではないのです。気になさらないでください。

私が自分自身にずっとそう感じ、自分を責めているのです。

これは誰の慰めがあろうと、消えることはないのです。

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