青い空の向こうに

2017年4月息子が青い空の向こうに行ってしまいました。

1月17日

今日は阪神淡路大震災のあった日。

私は関西ではないが、あの日の早朝、尋常ではない揺れに飛び起きた。

ニュースで、何度も訪れた美しい神戸の街の惨状に愕然とした。

あれから26年もたつんだ。


ネットの記事で、安田大サーカスの団長の記事が載っていた。

団長は2日前に一緒に成人式を迎えた親友を震災で亡くした。

ずっと記憶を封印してきたが、眠っているような親友の顔を思い出し、死んだらずっと寝とらないかんのなら、起きている間はできることをやらんと、と思ったそう。


知らなかった。団長のいつも一生懸命な体当たりの活動の裏にそんな思いがあったなんて。


神戸の街は見た目は美しく復興した。

でも、今でもあの頃のことを触れられたくない人、できれば忘れてしまいたい人がたくさんおられる。

人の心に残った傷は、簡単には消えることはない。


団長は、頑張らんとあかんと無理をするとすぐに限界が来る、頑張りすぎたらあかん、と言っていた。

私も、頑張りすぎたらあかん、と心の中でつぶやいてみる。

神戸の皆さんの心が少しずつ癒えますように。頑張り過ぎんと。

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