ある人のブログで
たまたま目にして、それ以後気になって時々読ませて頂いているブログがある。
その人の息子さんは大学生でアパートで1人暮らしされているのだが、引きこもりのようになってしまい、学校にもほぼ行かない、親とも話さない、メールしても返事がこない、という状態に陥っていた。
最近のブログでは、色々あったけど息子さんは大学をやめて実家に戻ってきて、専門学校を探したり、バイトをし始めたり、会話や笑顔も出てきたという事が書かれていた。
気になっていたけどいい方向に向かって良かったねー、なんて考えながら読んでいた。
そこで他の方のコメントで、
「良かったですね、元気に生きてさえいてくれればそれでいいですよね」
とあって、ああ、そうだったこの人たちのお子さんは生きているんだったとそこではっと気付かされた。
そうだ、この人たちと自分は根本的に違うんだったって。
この人たちのところはまだやり直しがきく。
いくら悩んでいても生きてさえいれば。
一緒の土台のつもりで共感しながら見ていたけど、土台が違うんだった。
卑屈な考えだけど、何を見てもどうしてもそう思ってしまう。